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内部統制専門職の年収が増加

以下、本日の日本経済新聞からの抜粋です。

転職サービス「dodaデューダ)」の登録者を対象にした集計では、19年から21年にかけての平均年収の上昇幅が大きかった上位10職種には、技術系のプロジェクト管理者などに加えて会計(43万円)、財務(26万円)、営業企画(24万円)、内部統制(22万円)といった領域の専門職も入った。
「他社とのアライアンスを進めるための環境整備やビジネスモデルの創造、業態変革には、それらを支える専門人材が必要。外部から獲得する動きがコロナ禍を機に加速している」と喜多恭子doda編集長はみる。

内部統制専門職の平均年収は、2019年の599万円から2021年は621万円に増えたようです。

既述のとおり、内部統制・内部監査の人材は、需要が供給を大きく上回っていますので、平均年収のアップに違和感はありません。
むしろ、もっと上がってもいいぐらい。

経理や法務なども状況は同じで、そもそも出物が少ないので、良い人材がいれば多少無理してでも採っておきたいのが企業の本音だと思います。

しかし、転職する側としては、入社してからガッカリされないよう、知識とスキルを磨いておかなければなりません。
そのためには、取るべき資格は取り、目の前の仕事を真剣にやり、経験値を深めるのが早道かと思います。