内部監査情報局

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内部監査人のバイブル

筆者は内部監査人になって5年以上になりますが、バイブルと呼べる書籍が2冊あります。
1冊目は同文館出版から出ている「これだけは知っておきたい内部監査の基本」で、元三菱商事監査部長の川村眞一氏が書かれています。
これはいわゆる解説本やノウハウ本ではなく、内部監査人の心得や基本姿勢を説いた本です。
新人だけでなく、ベテランにも読んでほしい名著だと思います。
もう一冊は、中央経済社から出ている「これですべてがわかる内部統制の実務」で、公認会計士5名による共著です。
日本経営調査士協会が実施する「上級内部統制実務士資格」の公式テキストでもあります。
企業会計審議会の内部統制基準や実施基準の解説本のような構成ですが、範例が多く掲載され、J-SOX実務の参考書的に利用しています。
いずれも書店で偶然見つけましたが、未経験で内部監査部門の立ち上げを任され、指導者もいない中で暗中模索していた筆者にとって、まさに一筋の光明、目から鱗の書籍でした。
みなさまはどんな書籍をお使いでしょうか?